さて、今回は予防接種についてお話しをしたいと思います。みなさん、「VPD」という言葉をご存知ですか?
「VPD」とはVaccine(ワクチンで)Preventable(防げる)Diseases(病気)の略です。
現在ワクチンで防げる病気は20種類以上あるそうです。
では、ワクチンはなぜ打つのでしょうか?
それは、ワクチンは自分自身を守ることはもちろん、みんなが接種することにより地域社会でのVPDの流行を防ぐこともできるからです。
現在、生後2か月頃には、沢山の予防接種が始まります。そんな中、2020年10月1日より、ロタウイルスによる胃腸炎による重症化を防ぐ事ができる「ロタウイルスワクチン」が公費で接種可能になりました。それに伴い、沢山の予防接種を受ける必要があることから、接種間隔が変更になりました。
令和2年10月1日から、異なるワクチンの接種間隔について、注射生ワクチンどうしを接種する場合は27日以上あける制限は維持しつつ、その他のワクチンの組み合わせについては、一律の日数制限は設けないことになりました。
それにより、予防接種のスケジュール等の負担を減らすことができます。