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予防接種について

2020年10月3日|カテゴリー「事務
こんにちは、すっかり涼しくなり、秋の風が心地よい季節になってきましたね。

 さて、今回は予防接種についてお話しをしたいと思います。みなさん、「VPD」という言葉をご存知ですか?
VPD」とはVaccine(ワクチンで)Preventable(防げる)Diseases(病気)の略です。
現在ワクチンで防げる病気は20種類以上あるそうです。
 
 では、ワクチンはなぜ打つのでしょうか?
それは、ワクチンは自分自身を守ることはもちろん、みんなが接種することにより地域社会でのVPDの流行を防ぐこともできるからです。

 現在、生後2か月頃には、沢山の予防接種が始まります。そんな中、2020年10月1日より、ロタウイルスによる胃腸炎による重症化を防ぐ事ができるロタウイルスワクチンが公費で接種可能になりました。それに伴い、沢山の予防接種を受ける必要があることから、接種間隔が変更になりました。

 令和2年10月1日から、異なるワクチンの接種間隔について、注射生ワクチンどうしを接種する場合は27日以上あける制限は維持しつつ、その他のワクチンの組み合わせについては、一律の日数制限は設けないことになりました
それにより、予防接種のスケジュール等の負担を減らすことができます。

 
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※厚生労働省ホームページより参照←詳しくはこちらをクリック


※ ワクチンの種類について
   注射生ワクチン:麻しん風しん混合ワクチン・水痘ワクチン・BCGワクチン・おたふくかぜワクチン など
   経口生ワクチン:ロタウイルスワクチン など
   不活化ワクチン:ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン・B型肝炎ワクチン・4種混合ワクチン・
           日本脳炎ワクチン・季節性インフルエンザワクチン など





 小児の予防接種はとても沢山あり、大変かもしれませんが、予防接種をすることで、防ぐ事ができる病気なら、予防接種はとても大切な事だと思います。

 大人の方でも、インフルエンザワクチン予防接種、高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種、水痘ワクチン予防接種(帯状疱疹に効果あり)、麻しん風しん混合ワクチン予防接種など、沢山の種類の予防接種があります。正しく理解し、防げる病気があるのなら、防ぎたいですよね。

 少しでも早く、新型コロナウイルスワクチンの予防接種がスタートすることを祈るばかりです!

事務 emi

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