ある日のお店でのこと。
健康のために、2階の本屋さんまで階段を使って行こう!と、階段を上がったら、
それだけで、足のももの辺りがだるくなりました。
情けないなあ、と思いながら、平積みの絵本を眺めていたら、
「にげるために、さがすために、きみのあしはついている」
本の帯のことばが目に止まりました。
思わず、その絵本を手に取り最後まで読みました。2~3分で読み終えました。
これが、写真の絵本です。
「にげてさがして」(ヨシタケシンスケ著)
辛いことから逃げるのは、恥ずかしいことではないよ。
君を分かってくれる人や場所を探しに行こう。
動き続けよう。
というようなお話です。
ヨシタケシンスケさんの作品は、絵本ですが、どれも大人の私たちの心に響きます
当院は心療内科も掲げているので、生きづらい世の中をしんどく感じて受診される方もいらっしゃいます。
今しんどい方も、しんどくなりそうな方も、そうでない方も、3分だけ立ち止まってこの本を読んでみて下さい。
逃げてもいい 探せばいい。ちょっと救われます。
そしていつでも逃げられるよう、いつでも探しに行けるよう、足を鍛えておかなくちゃと思えます