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古き良き時代の宝物

2024年5月25日|カテゴリー「楽しいこと
rajikase
先日、母の米寿祝いをしました。音楽が聴けるCDラジカセが欲しいと言っていたので、御祝いの品としました。今の時代にまだカセットテープを聴けるものが売っていることに、驚きとうれしさを感じました。そういえば最近レコードやカセットテープ、純喫茶など、昭和レトロなものが見直されていますね。

家族団らんの時間に、さっそく母の持っているカセットテープを聴いてみました。母の好きなポール・モーリアの曲や昭和に流行した歌謡曲が流れました。
いくつかあるテープの中に、5才の頃の私が遊びで録音したものが出てきました。近所の男の子2人と3才の妹を従え、当時流行っていた歌やギャグを命令口調でさせていました。これを聴いた家族は大爆笑!私は、穴があったら入りたい気分でした。
続いて聞こえてきたのは、カラオケの「異邦人」を歌う私と、クールファイブの「長崎は今日も雨だった」を歌う父の声でした。たぶん当時流行ったダブルデッキで録音したのでしょう。まさか数年前に亡くなった父の声を聞けるなんて思いませんでした。上手とは言えない父の声にみんなでまた大爆笑!

何十年も前のカセットテープが、傷むことなく保存されていたこと、母に感謝です。恥ずかしいですが、家族の宝物になりました。
これ以上上書き録音ができないように、テープの爪は、ちゃんと折っておきました。

事務 N子
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