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院長のひとり言~2022年、年頭所感~

2022年1月1日|カテゴリー「院長のひとり言
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明けましておめでとうございます。

皆様、お元気で新年をお迎えのこととお喜びを申し上げます。


さて、今月16日で新型コロナウイルス感染者が日本で初めて確認されてからちょうど2年がたちますが、この2年間で世の中は激変しました。

マスクをせずに、会いたい人と会いたい時に会い、食べて飲んで気兼ねなくゆっくりと語り合う時間。コロナ禍以前では当たり前であったことが、今や一番難しいことになってしまいました。この状況は、今年も残念ながら続くと思われています。しかし、私は、一部の専門家も言っていますが、現在日本でも流行しつつある脅威のオミクロン株が、実はコロナ禍収束の鍵を握っていると考えています。

ウイルスも生き延びていくためには、自分自身を増やしてくれる人間と共存をすることが必要であり、人間が死んでしまわないように、感染力を上げる一方で弱毒化する方向に変異を今後も繰り返していくと思われます。新型コロナウイルスが一般の風邪ウイルス程度に弱毒化してしまえば、今のような特別な感染対策の必要はなくなるでしょう。

ただし、そうなるためにはこれから大流行するオミクロン株に多くの人が感染しても重症化せず、医療が逼迫せず、集団免疫を獲得することが前提です。そして、重症化予防には、新型コロナワクチン3回目の追加接種(ブースター接種)が必要です。

今年の2月からは新型コロナワクチン3回目の一般接種が順次始まります。当院でも、今年の大きな役割として、日々の診療を維持しながら、できるだけ早く、安全に3回目のワクチン接種を実施していきたいと思います。


今年は寅年。当院が開院したのが2010年(平成22年)の寅年、ちょうど干支が一回りしました。今年も職員一同、12年前の初心を思い起こし、「地域のために役立ち必要とされるクリック」としてさらに尽力をしたいと思います。

今年もどうかよろしくお願い申し上げます。

 

 令和4年 元旦          院長  梅枝伸行

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