新型コロナウイルス(半数以上はデルタ株?)が専門家予想していたように、東京オリンピックと期を同じくして急速に蔓延してきました。本日は、東京都で初めて4000人を超え、全国では1万2000人を超えるなど、まさにオーバーシュート(感染爆発)の状態となってきています。
政府が感染収束への切り札といったワクチン接種も、この大事な時期にワクチン確保が思うようにできず、足踏み状態となっています。緊急事態宣言を乱発しても、意図したようには人流は減らず、残念ながらこれからもマスクの着用と手洗い、そしてこまめな換気を徹底していくしかないようです。
さて、新型コロナウイルスのことを考えると心が沈んでしまうので、身近な「幸せの黄色い花」を紹介をします。
7月10日、山陰中央新報で三瓶山のユウスゲの紹介の記事を見たので、私も翌日の日曜日の夕方、早速、三瓶西の原に行ってみました。大田に長年住んでいながら、実は初めて見たのですが、たくさんのユウスゲの清楚な花の姿が三瓶山と西の原の深い緑に浮き上がるように映えていました。その光景の美しさに感動し、本当に心が癒やされました。新聞記事によれば、地元住民グループ「大田の自然を守る会」の方々が、三瓶の志学小学校の児童の協力を得て毎年植栽し、現在6500本もの一日花、ユウスゲを将来は1万本まで増やし、「日本一のユウスゲ植生地」にすることを目指しておられるそうです。
このコロナ禍が終息した頃、沢山の県外からの観光客がここを訪れ、マスクなしでユウスゲを思い思いにスマホの写真に収める光景を想像して、久しぶりに私は心がワクワクして心地よくなりました。