大学進学などで親元を離れた若者達は、不安ながらも意気揚々と新生活を始める4月ですが、子どもが手元から離れた親にとっては、子どものいない寂しさと元気に暮らしているだろうかという不安でいっぱいの4月ですね。
我が家は、この春3女が学業を終え、12年間続いた学費の仕送りが終わりました。この間、いろいろと心配事もありましたが、親は離れた場所から子どもを応援するしかできません。この12年、応援の証?として、島根から色々箱に詰めて子どもに送ってきました。
元気でいるためには、食べることが基本なので、食料品が中心です。保存がきくおかずを作って小分けしたり、レンジでチンすれば食べられるものや、果物、お菓子などいろいろ詰めました。春のちまきや、秋の栗の渋皮煮など、季節のものを作って送ったりもしました。
子どもが荷物を開けたとき、
「なんでこんな物が入ってるの」と手に取って思わず笑う姿や、「あーこれあると助かるー」と喜ぶ姿などを想像しながら詰めていきます。
パッキンとしても役立つトイレットペーパーや生理用品、詰め替え用の洗剤などで隙間を埋め、荷物の一番上にはメッセージも添えます。
先日、3女から「大田の家に置いているキャリーケース送って」と電話がありました。それならと、写真の通り、食品、日用品ぎっしりつめたスペシャルなキャリーケースが完成しました。
これを見た次女が「なんか、私の時より中身のクオリティ高い気がする。あまいよね、末っ子には」とつぶやいていましたが、
「届いたー。めっちゃ嬉しい!」という元気な声が聞けて、母の私も元気になりました。
社会人になっても心配は絶えませんが、とにかく元気で笑顔で過ごして欲しいと願っています
事務 UME