2月の誕生日で母が後期高齢者の仲間入りをしましたその1ヶ月前から県外にいる長男より誕生日のプレゼントに携帯を送るのはどうかと相談がありました。
今更、携帯持つ?と内心思いましたが、コロナ禍で新しい事にチャレンジする事は大切なのではないかとの理由を聞いて賛成しました。長男が段取りをし、携帯が届いたらすぐ使えるように設定を済ませて送るという事になりました。
誕生日当日、携帯のラインアプリに親族からのお祝いメールを入れておいたので、見たらきっと喜ぶだろうと、送る側はワクワクしてました
送られてきた携帯の入った箱には精密機器と書いてあったので、母は携帯じゃないかと開ける前から騒いでいました。
私がみんなからメッセージがきてるから、ここ押して見てとアドバイスするも、長男からのメッセージだけを読んで、返信は大変苦戦してしまい、その後一旦携帯を閉じてしまいました。「みんなからのラインを開いたら返信しないといけんでしょ、そんなの気に病むわ」との事75歳になって初めての携帯、やはり母には少しハードルの高いプレゼントだったでようです。
その後は試しに電話をかけても出ないことが多く、たまにラインの返事が来たかと思うと、明らかに父が返信してきたとわかる長文が届きます。母からは、「わかつた」「ごくろうさん」など、それぐらいの言葉しか返ってきませんそれが今はやっとの返信です
ただ孫と電話できたり、写真や動画を送ると、嬉しそうに見ているので、プレゼントしてよかったかなと思います
今まで、なくても生活できていた為、本当は困る事は無いのですが、75歳になって新しい事に挑戦するということを頑張ってほしいと思います。スマホだけではなく色々な事に挑戦して脳をどんどん活性化させて、いつまでも元気でいて欲しいですそして来年の誕生日には、みんなからのお祝いメッセージを読んで、返信ができるようになっていればいいなと思います。
事務hiro